サービス付き高齢者向け住宅とは?

更新:2012-01-01

title 「高齢者住まい法」の改正により、2011年10月20日から登録がスタートした「サービス付き高齢者向け住宅」をご存知でしょうか? 今回は、その背景や詳細について、詳しく紹介します。

(取材協力/熊本県土木部建築住宅局住宅課)


高齢者世帯の増加背景にサービス付き住宅の確保が課題

 高齢化が急速に進む中で、高齢の単身者や夫婦のみで暮らす世帯が増加しています。熊本県においても平成17年、65歳以上の単独世帯が全世帯中の9・2%、65歳以上夫婦のみの世帯は11・1%。つまり5世帯のうち1世帯は高齢者のみの世帯と、全国平均を大きく上回っているのが現状です。

 またわが国では、「要介護度の低い高齢者も特別養護老人ホームの申し込み者となっていること」「高齢者住宅が欧米各国に比べて不足していること」などから、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスを提供する住宅を確保することは喫緊の課題となっています。  

 このような状況を背景に2011年4月、国は「改正高齢者住まい法」を公布10月20日から、高齢者単身・夫婦世帯が安心して居住できる住まいを確保するために、「サービス付き高齢者向け住宅」の登録がスタートしたのです。

p02

p03

 「サービス付き高齢者向け住宅」のスタートに伴い、今後は法的には高齢者円滑入居賃貸住宅、高齢者専用賃貸住宅はなくなりますが、引き続き名称を名乗ることは可能と考えられています。なお、有料老人ホームに該当するサービスを提供する住宅の場合、サービス付き高齢者向け住宅の登録をしなければ、有料老人ホームの届け出が必要です。

p04

 10月20日以降、財団法人熊本県建築住宅センター、熊本県土木部建築住宅局住宅課及び熊本市都市建設局建築部建築計画課で登録簿を閲覧することができます。全国の情報は次のホームページで。

http://www.satsuki-jutaku.jp2012

ページ: 1 2

この記事に関する記事

高齢者の住まいを考える

 1人暮らしの高齢者や、高齢者のみの世帯が急増するに連れて、高齢者向けの住まいも多様化しています。種類が増えるに連れ、自分に合った住まいをどういう基準で選んだらいいのか、分からないという人も多いのでは...

熊本大学特別シンポジウムを開催  未来に向けたまちづくりを考える

6月に開催された熊本大学特別シンポジウム「豊かな未来を私たちの手で」。日本が福祉国家志向から全員参加社会に向かって変化を迎える中で、これからのまちづくりについて考えるきっかけとなりました。 福祉...

高齢者の食事のポイントをチェック!

 今、高齢者の「低栄養」が話題になっています。食べているつもりでも、エネルギーや必要な栄養素が不足しているかもしれません。今の食生活を見直してみませんか。     ...

教えて!高齢者向け施設の違い「介護老人保健施設」

  介護が必要な高齢者を対象に、在宅復帰に向けた準備を行うとともに、自宅での生活が継続できるように、看護、医学的な管理の下、介護、リハビリ、栄養管理や生活相談等の総合的な支援を...

皆様のご希望にピッタリの施設をご紹介します