介護福祉士にズームイン!

更新:2016-02-01

title 高齢者にとって身近な「介護福祉士」。広範な仕事内容のせいか、具体的にどんな職種なのか、よく知らない人も多いのでは?今回は、介護や福祉の分野でマルチに活躍する介護福祉士にスポットを当てました。


「生活の質」向上が大きな目標。
利用者の生活を支える介護・福祉の専門職

p01 皆さんは、「介護福祉士」がどんな仕事を専門としているか知っていますか。「高齢者の食事や入浴、排せつなどのお世話をしてくれる」…そんなイメージを持っている人も多いことでしょう。

ツ黴€ 介護福祉士は、介護・福祉に関わる国家資格の一つで、厚生労働省では以下のように定義しています。

【介護福祉士】
p02専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者


他のスタッフと連携し自立に向けた介護を実践

p03 高齢者や障がい者の生活全般を、その人の状況に応じて専門的にサポートするのはもちろん、同時に高齢者や障がい者、さらに家族に適切な指導を行うことで悪化の防止や状態の改善に導く、それが介護福祉士の仕事なのです。例えば、チューブを使って栄養を補給する経管栄養状態だった人が経口で食事ができるようになったり、オムツをしていた人がトイレに行けるようになったり…高齢者や障がい者のQOL(※)を高めることが大きな目標の一つとなります。

ツ黴€ もちろんこうした取り組みは介護福祉士1人でできることではありません。看護師や理学療法士、栄養士など専門スタッフが連携して初めて可能になります。県内の介護福祉士は現在、約2万4000人(社会福祉振興・試験センターのHPより)。介護福祉士は最も身近な存在として、高齢者や障がい者の暮らしを支えています。

※QOL…「Quality of life」の略称で「生活の質」という意味。人間らしく満足して生活しているかを評価する概念

ツ黴€

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