高齢者の整理収納術

更新:2014-01-01

title リフォームや高齢者住宅への住み替えのタイミングこそ、自分の身の回りを整理するチャンスです。高齢者のさまざまな暮らしの変化に不可欠な、整理収納について、整理収納アドバイザーの池田由里子さんに聞きました。


すっきり片付いた部屋で心地よく過ごしたい。だけど…

  昨今、断捨離ブームで整理収納をテーマにしたセミナーや書籍も大人気です。それだけ多くの人が、整理収納に頭を痛めているということなのかもしれません。しかし、いざ自分がやるとなると、面倒だから、明日やろう…となり、なかなか理想通りにいかないのが現実です。高齢者の場合は、心も体も少しずつ重くなり、さらにそのハードルは高くなってしまうようです。

 まずは整理収納をすることでの効果・メリットを知ることからスタートしましょう。


知っておきたい整理収納の効果

時間的効果

 「あれが見つからない、確かここに…」。探し物にかける時間は、人生におけるもっとも無駄な時間です。歳を重ねるごとに物忘れが多くなるということを考えれば、さらに無駄な時間は増えることになりそうです。整理収納をすることでの探し物にかける時間を短縮する効果は確かにあると考えられます。

経済的効果

  探し物が見つからずに、また新たに同じものを購入したという経験はありませんか? 整理収納をすることで、二度買いやストックによる持ち過ぎなどを防ぐことにも。引っ越しやリフォームなどの場合も、荷物が少ないことによる経費削減は大きいそうです。

精神的効果

  整理整頓された部屋で得られるすっきり感や爽快感、リラックス感は、さらなるやる気を起こさせたり、疲労回復を促進するなどの効果があります。片付いた部屋なら、人を招くこともでき、心豊かな時間が過ごせそうです。

空間的効果

  整理収納がなされることにより空間的ゆとりが生まれ、居心地のいいくつろぎ空間ができます。さらに自身が歳をとった時の車椅子や、介護が必要になった場合の十分なスペースも用意できます。

健康や介護に関する効果

  大きな荷物を移動させたり、押し入れの中から物を取り出す際には、骨折や、けがなどの危険がつきものです。体に負担をかけない収納計画で、事故やけがも予防することが可能です。

p01 片付けが上手くいかないという人は、一度にやろうとするため、収納までいきつかないことが多いようです。きちんと片付けるには、まず「物の整理」が必要。不要なものを取り除いたところで片付けをスタートしましょう。

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