高齢者をとりまく犯罪・被害について知る

更新:2015-01-01

title 超高齢化社会のいま、日常起こる事件や事故にお年寄りが関わるケースが増えています。中でも、新しい手口が増え、お年寄りの被害が相次ぐ、振り込め詐欺をはじめとする”特殊詐欺” 。同じく、増加傾向にある認知症による行方不明など、その現状と対策について熊本県警察本部に話を聞きました。


県内でも詐欺が多発!被害額3億円以上

 全国でも後を絶たない詐欺被害によるニュース。県内でも今年9月末現在、振り込め詐欺を含む特殊詐欺の件数は、昨年より29%増加し、発生件数55件、被害総額3億1391万円を超える被害状況となっています。

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 熊本県警察本部・振り込め詐欺対策係によると「詐欺の手口は、昔に比べ巧妙化してきています。単にだますということではなく、脅しによる悪質的な手口も増え、それに伴いお年寄りの被害が後を絶たない状況です」。

 今年1月から9月までの被害状況の内訳を見ても、その半数が65歳以上という結果が出ています。

 では、なぜ高齢者の被害が多いのでしょうか。「最近は、一人暮らしの方も多く、家族や地域とのつながりが希薄化してきていることも大きい」と県警察本部。周りからの情報が行き届きにくい高齢者の一人暮らし。地域の人とのコミュニケーションや、家族からの見守りが大切になってくるようです。


“わたしは大丈夫”
過信する気持ちが被害のもと

後を絶たない詐欺被害者の多くが、「被害に合わない自信があった」「電話の相手がまさか犯人だとは思わなかった」など、気持ちの油断が被害につながり、それを最後まで気づかないケースも多いそうです。

詐欺の手口も以前多発していた「振り込め詐欺」以外に、犯人への直接の手渡しや、郵便局のレターパックなどを利用した詐欺など、新種の手口が増加しています。

次のポイントを踏まえて、特殊詐欺の被害に合わないように万全の注意を心がけましょう。

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