高齢者を交通事故から守る

更新:2011-01-01

title高齢者が関わる、痛ましい交通事故が相次いでいます。加害者側になっても、被害者側になっても、心身ともに大きなダメージを受ける交通事故。決して他人事ではありません。歩行者、運転手双方の立場の高齢者を守る方法を、熊本県警察本部交通企画課に聞きました。


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県下の交通事故死者の約6割が高齢者
平成21年、県内の交通事故による死者数は88人と、前年比マイナス10人でした。このように交通事故による死者が年々減少している中で増加しているのが、高齢者の死亡事故です。亡くなった88人のうち65歳以上は51人で、全体の58%を占めています。さらにこのうち歩行者は29人で、うち75歳以上が22人(75%)です。このように高齢者の歩行中の交通事故は、年齢が高くなるほど危険度が高くなっているのです。また、夜間の交通事故死者が多いのも、高齢者の特徴です。
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左右の確認と、反射材で身を守ろう

 歩行中に交通事故に遭う高齢者には、次のような傾向があるといいます。まず、夜間黒っぽい服装を身につけており、反射材をつけていないケース。また、道路を横断中に事故に遭う場合は、運転手から見て右から左に渡る時が多いそうです。このため、歩行中に事故に遭わないためには、次のポイントに気をつけましょう。

1.道路を横断する場合は、まず止まって右・左・右を確認

 左から走行してくる車両の速度、位置を十分確認し、無理な横断はやめましょう。信号のない横断歩道をやむを得ず渡る場合は、中央線でもう1回左から来る車を確認するくらい、ゆとりを持って。

2.夜間の外出は、反射材を着用

 夕暮れや夜間は、車の運転手から歩行者や自転車は発見されにくくなります。反射材を着用し、自分の存在をドライバーにアピールして、交通事故に巻き込まれないようにしましょう。反射材は、安全タスキやリストバンド、くつのかかと、足ふまずなどでもOK。アクセサリータイプのものもあるので、なるべく多く身に付けて。目立つほど、自分の身を守ってくれます。

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熊本県警などでは、夜間時の交通事故を減らすため、平成23年2月28日まで、反射材の活用や前照灯の早めの点灯を促す「ひのくにピカピカ運動」を行っています。

 また、現在「高齢ドライバーサポート事業」を実施中。熊本県運転免許センター(菊池郡菊陽町)に、ゲーム感覚で認知・判断・動作能力を診断する「点灯くん」と、「ビジィくん(動体認知診断機器)」を設置。無料でいつでも、体験できるようになっています。免許更新などで出かけた際に、気軽に挑戦してみませんか?

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