知っておきたい基礎知識。介 護 サ ー ビ ス を 受 け る に は?

更新:2019-06-11

介護が必要になったとき、何から始めればよいのか分からない人も多いのでは? 介護サービスを利用するための手続きについて紹介します。

 

要介護・要支援の認定が必要

介護保険制度は、介護を社会全体で支えることを目的として創設されました。介護保険制度で介護サービスを利用するには、要介護(要支援)認定を受ける必要があります。
本人または家族が、住まいのある市町村の窓口で申請をします。地域包括支援センターや居宅介護支援事業所などに代行してもらうこともできます。
申請すると、市町村から派遣された調査員による訪問調査が行われます。調査結果と主治医の意見書などをもとに、保健・医療・福祉の専門家で構成される介護認定審査会で、介護を必要とする度合い(要介護状態区分)を認定。申請者に結果を通知します。要介護度は、要介護1〜5、要支援1・2、非該当のいずれかになります。

自己負担は費用の1割〜3割

介護保険のサービスには、家庭での生活を支援する「居宅サービス」、住み慣れた地域での生活を支援する「地域密着型サービス」、施設に入所して受ける「施設サービス」があります。
在宅でサービスを利用する場合、要介護度別に介護保険で利用できる限度額が決まっています。介護保険サービスを利用した場合、利用者の負担は、所得に応じて費用の1割〜3割です。

 

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介護サービス計画を作成

介護保険では、要介護度に応じて利用できるサービスが決まっています。介護サービスを利用するには、どのようなサービスをいつ、どれくらい利用するかを決める「介護サービス計画(ケアプラン)」の作成が必要です。
要介護と認定された人が在宅でサービスを利用したい場合は、居宅介護支援事業所のケアマネジャー(介護支援専門員)に居宅サービス計画の作成を依頼します。要支援と認定された人は、地域包括支援センター(熊本市は「ささえりあ」)に介護予防サービス計画の作成を依頼します。施設に入所する場合は、施設のケアマネジャーがその人に合わせた施設サービス計画を作成します。

要介護認定で「非該当」とされた人も、市町村が中心となって行っている総合事業などによって、介護予防や生活支援のサービスを利用できる場合があります。
まずは、自分が住んでいる市町村の窓口や、地域包括支援センターに相談してみましょう。

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※ケアプランとは、どのような介護サービスをどれくらい利用するか決める計画のことです。「居宅サービス計画」「介護予防サービス計画」「施設サービス計画」の3種類があります。

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